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| マスク 〜花粉症・新型インフルエンザ対策にも〜 |
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マスクの種類 １．ウイルス対策、感染防止という観点からみると、古くから医療機関で広く医療用として用いられている【サージカルマスク】 と、SARSなどの感染防止に効果を上げ注目されるようになってきた 【Ｎ９５マスク】 があります。 【サージカルマスク】と【Ｎ９５マスク】の違いは性能だけではなく, 使用目的が大きく異なります。  【サージカルマスク】は、 マスクを装着した人間から排出される微生物を含む粒子が大気中に拡がるのを防ぐ目的で使用されます。 すなわち、患者（内）から外への経路を防止することを主目的とします。 【Ｎ９５マスク】は、微生物を含む外気から、マスクを装着する人間を守るために使用されます。すなわち、外から人間（内）への経路を防止することを主目的とします。
・・・・・・・・・ ２．マスクの性能を表す指標としては【ＢＦＥ】（細菌濾過効率） →マスクによって細菌を含む粒子（平均粒子径4.0〜5.0マイクロメートル）が 除去された割合（%） と、 【ＰＦＥ】（微粒子濾過効率） →試験粒子（0.1マイクロメートルのポリスチレン製ラテックス球形粒子）が 除去された割合（%） があり、アメリカ食品衛生局では 【サージカルマスク】の基準をＢＦＥ95%以上、 米国労働安全衛生研究所は 【Ｎ９５マスク】は、Ｎは耐油性が無いことを表し、95は試験粒子(0.3μm)を95%以上捕集できる ことを表していると規定しています。 ・・・・・・・・・ ３．マスクの素材としては、主にガーゼと不織布（ふしょくふ）があります。古くから用いられてきた 【ガーゼ】 は、防塵性能は低いが、通気性が良く、温かくて喉の湿度を保 てるという利点があります。 又、現在主流の 【不織布】 は、花粉症に効果があると認められ広まりました。
・・・・・・・・・ ４．マスクの形状からみると、従来の平坦な形のものと、口と鼻の部分を盛り上げた立体型タイプがあります。唇との密着を防ぐ目的で作られた立体型マスクですから、唾液付着や口紅付着の問題を解消し、 女性にも人気が出てきました。
現在では各メーカーから様々な使用目的に合ったたくさんの種類のマスクが販売されています。 ご自分の目的と好みに沿ったマスクをお選び下さい。 サージカルマスク 〜患者（内）から外への経路を防止することを主目的とするマスク。 Ｎ９５マスク 〜外から人間（内）への経路を防止することを主目的とするマスク。 カプロンマスク 〜銅繊維で出来たマスクで、殺菌効果に優れています。 抗体マスク 〜ダチョウ抗体を用いた画期的マスクです。 ＦＦＰ２マスク 〜特殊４重構造フィルターを採用 バイラマスク 〜Ｎ９５を上回るＮ９９規格認定マスクです。 ネイザルガード 〜鼻の周りに塗るだけ、マスクいらずの鼻腔クリームです 挿入型マスク 〜鼻に差し込むだけ、簡単マスクです。 こども用マスク 〜サイズの小さな可愛いマスクです。
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サージカルマスク
